『転生したらスライムだった件』の物語において、迷宮の最強守護者として君臨する「幽幻王(ミストロード)」ゼギオン。
その漆黒の外骨格と圧倒的な戦闘力に魅了されたファンは数知れません。
彼がそのベールを脱ぎ、真の実力を見せつける瞬間をもう一度読み返したいけれど、ゼギオンの戦闘シーンは小説何巻にあるのかと本棚を探してしまう方も多いのではないでしょうか。

実は彼の活躍は物語の重要な局面、特に帝国侵攻編や天魔大戦編といった激動の展開の中に散りばめられています。
普段は沈着冷静な彼が感情を露わにし、敵を蹂躙する姿はまさに圧巻の一言です。
この記事では、帝国軍との初陣から蟲魔王ゼラヌスとの壮絶な頂上決戦まで、ゼギオンの戦闘シーンは小説何巻で描かれているのかを明確にし、その名勝負の数々を余すところなく深掘りしていきます。
記事のポイント
- 帝国軍幹部を瞬殺した13巻での衝撃的な初陣
- 元始原の七天使ディーノを圧倒した16巻の防衛戦
- 21巻で描かれる父ゼラヌスとの頂上決戦の全貌
- ヴェルドラとの修行で習得した最強の能力と技
ゼギオンの戦闘シーンは小説何巻?圧倒的強さの軌跡
転スラ読者の間でも「最強」の呼び声高いゼギオンですが、その登場回数は決して多くありません。
だからこそ、彼が戦場に姿を現した時のインパクトは凄まじいものがあります。
具体的にゼギオンの戦闘シーンは小説何巻に収録されているのか、時系列順にその活躍と圧倒的な強さの変遷を辿っていきましょう。
- 帝国侵攻編(13巻)での初陣と圧倒的蹂躙
- 魔王ディーノとの激闘(16巻)で見せた進化
- 蟲魔王ゼラヌスとの頂上決戦(21巻)
帝国侵攻編(13巻)での初陣と圧倒的蹂躙

ゼギオンがその恐るべき実力を初めて読者の前に明らかにしたのは、書籍版の第13巻です。
東の帝国によるジュラ・テンペスト連邦国への侵攻が始まり、地下迷宮にも帝国軍の精鋭たちが攻め入ってきた場面でした。
この時、迷宮の最奥を守る守護者として立ちはだかったのがゼギオンです。
対峙したのは、帝国皇帝近衛騎士団(インペリアル・ガーディアン)の序列上位であるミニッツや、異世界からの訪問者たちを含む強力な部隊でした。
彼らは帝国でも屈指の実力者であり、通常の魔物であれば相手にならないほどの強さを誇っていました。
しかし、ゼギオンにとって彼らは「敵」と呼ぶことさえ憚られるほどの格下でしかなかったのです。
戦闘が始まると同時に、読者は戦慄することになります。ゼギオンは一切の慈悲を見せず、ただ淡々と、そして確実に侵入者たちを排除していきました。
特筆すべきは、彼が放った「次元等活切断波動(ディメンションレイ)」という技です。
これは指先を振るうだけで次元そのものを切断し、空間ごと相手を断ち切るという防御不能の攻撃でした。
帝国の兵士たちは何が起きたのか理解する間もなく、その命を散らしていきます。
また、敵の攻撃が一切通用しない点も衝撃的でした。ゼギオンの外骨格は「生体魔鋼(アダマンタイト)」へと進化しており、あらゆる物理攻撃や魔法攻撃を無効化します。
ミニッツたちが決死の覚悟で放った大技でさえも、ゼギオンの体に傷一つ負わせることはできませんでした。
この13巻での戦闘は、単なる「勝利」ではなく、完全なる「蹂躙」として描かれています。
リムルが「迷宮の不敗神話」と信頼を寄せる理由が、この一戦で完全に証明されたと言えます。
読者はこのシーンを通じて、ゼギオンという存在が魔王クラス、あるいはそれをも凌駕する次元にいることを確信させられたのです。
魔王ディーノとの激闘(16巻)で見せた進化

続いての大きな見せ場は、第16巻で訪れます。ここでは、かつての仲間であり、現在は敵対する立場となった魔王ディーノとの戦闘が描かれました。
ディーノは「堕天の魔王」の異名を持ち、原初の七天使の一人でもある実力者です。
彼はラミリスを確保するために迷宮の管制室へ侵入し、その場にいたベレッタやアピトを圧倒的な力でねじ伏せようとしました。
絶体絶命のピンチに駆けつけたのが、進化の眠りから覚めたゼギオンでした。
この時のゼギオンは、以前にも増して凄みのあるオーラを纏っていました。
ディーノは決して弱い存在ではなく、むしろ作中でも上位の実力者ですが、ゼギオンはそのディーノでさえも驚愕させるほどの進化を遂げていたのです。
戦いの焦点となったのは、幻覚と現実が交錯する精神世界での攻防でした。
ゼギオンは究極能力(アルティメットスキル)「幻想之王(メフィスト)」を行使し、ディーノを自身の作り出した幻想世界へと引きずり込みます。
ディーノも自身の強力なスキルで対抗し、最強の一撃である「堕天の一撃(フォールンストライク)」を放ちました。
これは直撃すれば魂すらも砕く必殺の剣技ですが、ゼギオンはそれを左手の外骨格だけで受け止めるという離れ業を見せつけます。
このシーンが特に印象深いのは、ゼギオンが「強さ」だけでなく「精神的な優位性」をも示しつけた点です。
彼はディーノに対して「その程度か」と言わんばかりの余裕を見せ、物理的な戦闘能力だけでなく、能力の応用や精神戦においても圧倒的であることを証明しました。
ディーノ自身が「勝てない」と悟り、撤退を選択せざるを得なかったという結末は、ゼギオンの異常なまでの強さを際立たせています。
16巻は、彼が単なる「強い虫」から、真の「王」としての風格を身につけたことを決定づける重要なエピソードとなっています。
蟲魔王ゼラヌスとの頂上決戦(21巻)

そして、ゼギオンの物語における最大のクライマックスとも言えるのが、第21巻での蟲魔王ゼラヌスとの一騎打ちです。
ゼラヌスはゼギオンの実の父親であり、全蟲型魔獣(インセクト)の頂点に君臨する絶対的な存在です。
この戦いは単なる敵との戦闘を超え、種族としての誇りと、主であるリムルへの忠誠をかけた、魂のぶつかり合いとなりました。
ゼラヌスはその圧倒的な存在値と戦闘経験で、当初はゼギオンを凌駕しているかのように見えました。
しかし、ゼギオンはこの戦いの中でさらなる覚醒を果たします。彼はリムルから授かった「虚無崩壊」のエネルギーを制御し、自身の肉体に取り込むという荒技をやってのけました。
これはリムルと魂の回廊で繋がっているゼギオンだからこそ成し得た奇跡であり、彼がリムルの「最高傑作」であることを証明する瞬間でもありました。
戦闘描写はこれまでのどの戦いよりも激しく、かつ緻密に描かれています。
互いに一歩も譲らぬ打撃の応酬、空間が悲鳴を上げるほどのエネルギーの衝突、そして互いの「王」としての矜持が交錯する会話。
特に、ゼギオンが父を超えるために放った一撃は、読者の心を震わせる名シーンです。
彼は父から受け継いだ力だけでなく、リムルや仲間たちとの絆、そして自身が積み重ねてきた研鑽の全てをその拳に乗せました。
結果として、ゼギオンは父ゼラヌスを打ち破ります。
この勝利は、彼が名実ともに「蟲の王」となったことを意味するだけでなく、リムルの配下として最強の一角であることを不動のものにしました。
21巻のこの戦闘シーンは、長きにわたるゼギオンの成長物語の集大成であり、転スラ全巻を通しても屈指のベストバウトと言えるでしょう。
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ゼギオンの戦闘シーンは小説何巻?強さの秘密と能力
ここまで、具体的な巻数とともにゼギオンの戦いを振り返ってきました。
しかし、なぜ彼はこれほどまでに強いのでしょうか?ゼギオンの戦闘シーンは小説何巻を読んでも、その強さが常軌を逸していることには驚かされます。
ここからは、その強さを支える「秘密」や「能力」の根源について、具体的なエピソードを交えて解説していきます。
- ヴェルドラ流闘殺法と能力の秘密
- リムル細胞と虚無崩壊の制御
- アピトとの絆と進化の過程
ヴェルドラ流闘殺法と能力の秘密

ゼギオンの強さを語る上で外せないのが、師匠である「暴風竜ヴェルドラ」の存在です。
リムルに保護された後、迷宮内での生活を送る中で、ゼギオンはヴェルドラを師と仰ぎ、彼から直接指導を受けることになりました。
しかし、その指導内容は非常にユニーク、かつ過酷なものでした。
ヴェルドラは、リムルの記憶にある漫画やアニメの知識(聖典)を元に、様々な格闘技や技をゼギオンに伝授しました。
いわゆる「ヴェルドラ流闘殺法」と呼ばれるこれらの技術は、一見するとふざけているようにも思えますが、実際には竜種の膨大な魔力と身体能力を最適化して放つ、超実戦的な戦闘術です。
例えば、先ほど触れた「次元等活切断波動(ディメンションレイ)」や、広範囲を殲滅する「次元嵐(ディメンションストーム)」といった技は、ヴェルドラとの修行の中で編み出されたものです。
これらは空間属性を操る高度な技術であり、ただ魔力を放出するだけの攻撃とは次元が異なります。
ゼギオンの高い学習能力とセンスがあったからこそ、ヴェルドラの無茶な要求に応え、これらの技を自分のものにできたと考えられます。
また、ゼギオンの生真面目な性格も強さに直結しています。
彼はヴェルドラの教えを一切疑うことなく、愚直なまでに反復練習を行いました。
その結果、彼の放つ技は一切の無駄が削ぎ落とされ、芸術的なまでの完成度へと昇華されたのです。
13巻や16巻で見せた圧倒的な体術のキレは、このヴェルドラとの日々の組手によって培われた賜物と言えるでしょう。
リムル細胞と虚無崩壊の制御

ゼギオンの身体的な強度の根源には、「リムル細胞」の存在があります。
物語の序盤、瀕死の重傷を負ってリムルに保護された際、彼とアピトはリムルの体組織の一部を使って治療を受けました。
これにより、ゼギオンの体は「魔鋼」と融合し、生体魔鋼という最強の硬度を持つ外骨格へと変貌を遂げたのです。
この「リムル細胞」は、単に体を硬くしただけではありません。
リムルとの強い魂の繋がりを生み出し、リムルの持つスキルやエネルギーに対する高い親和性をもたらしました。
それが最も顕著に現れたのが、21巻のゼラヌス戦です。
この戦いでゼギオンは、リムルの究極的な力である「虚無崩壊」のエネルギーを自身の体内に循環させることに成功しています。
虚無のエネルギーは、触れるもの全てを消滅させるほど危険な力であり、本来であれば他者が扱うことなど不可能です。
しかし、全身がリムルの細胞で構成され、かつ絶対的な忠誠心を持つゼギオンだからこそ、この破壊のエネルギーを制御し、自身の力として転換することができました。
これは、彼が「リムルの分身」に近い存在であることを示唆しています。
物理攻撃無効、状態異常無効といった基本的な耐性に加え、主の最強のエネルギーさえも扱えるようになったことで、ゼギオンはもはや「配下」という枠組みを超えた、神話級の怪物へと進化したと言えるでしょう。
アピトとの絆と進化の過程

最後に触れておきたいのが、妹分であるアピトとの関係性です。
ゼギオンの強さの背景には、常に「守るべき存在」としてのあのアピトがいました。
彼らが初めてリムルに出会った時、ゼギオンは自らの身を呈してアピトを守り、瀕死の状態になっていました。
この「弱きを守る」という高潔な精神こそが、リムルに気に入られ、力を授かるきっかけとなったのです。
アピトとの絆は、その後の進化の過程でも重要な役割を果たしています。
迷宮内での生活においても、ゼギオンは常にアピトを気遣い、彼女を守護者としてふさわしい強さへと導いてきました。
アピト自身もまた、ゼギオンの背中を追いかけ、彼に恥じない存在であろうと努力を重ねています。
このような精神的な支柱があるからこそ、ゼギオンの心は決して折れることがありません。
肉体的な強さ、技術的な洗練に加え、精神的な高潔さを兼ね備えている点が、他の魔物たちと一線を画す理由です。
彼が強さを求めるのは、単なる破壊衝動や支配欲からではなく、主であるリムルへの忠義と、同胞を守るためという明確な目的があるからです。
21巻の戦いにおいても、その精神性が勝利への鍵となりました。父であるゼラヌスが「力」のみを求めたのに対し、ゼギオンは「想い」を力に変えることができました。
アピトをはじめとする仲間たちとの絆、そしてリムルへの感謝。それらが彼の拳に重みを与え、最強の敵を打ち砕く原動力となったのです。
まとめ

この記事では、「ゼギオンの戦闘シーンは小説何巻?」という疑問に対し、彼の名勝負が描かれた具体的な巻数とその詳細を解説してきました。
初陣の13巻から頂上決戦の21巻まで、彼の戦いは常に読者に驚きと興奮を与えてくれます。
- ゼギオンの本格的な戦闘シーンは、主に小説13巻、16巻、21巻で描かれている
- 13巻では帝国軍の精鋭ミニッツらを相手に「次元等活切断波動」で無傷の勝利を収めた
- 13巻の時点で、物理・魔法攻撃を無効化する生体魔鋼の外骨格が完成していた
- 16巻では魔王ディーノが迷宮に侵入し、ラミリスの危機にゼギオンが立ち塞がった
- 究極能力「幻想之王(メフィスト)」を駆使し、精神世界でもディーノを圧倒した
- ディーノの必殺技「堕天の一撃」を素手で受け止める規格外の防御力を見せた
- 21巻では実の父である蟲魔王ゼラヌスとの一騎打ちが実現した
- リムルから供給された「虚無崩壊」のエネルギーを制御し、自身の力に変えた
- 父との戦いは、種族の頂点を決める戦いであると同時に、リムルへの忠誠を示す戦いだった
- 強さの根源には、師匠であるヴェルドラから伝授された格闘術と殺法がある
- リムルの細胞を移植されたことで、最強の硬度とリムルの能力への親和性を獲得した
- 妹分であるアピトを守りたいという高潔な精神が、初期の進化を促した
- ゼギオンはリムルの配下の中でも最強格であり、その実力は原初の悪魔に匹敵または凌駕する
- 精神的にも成熟しており、敵に対しては冷徹だが、身内には深い慈愛を持っている
- 彼の戦闘シーンは回数こそ少ないが、その全てが物語の重要な転換点となっている
転スラの物語はクライマックスに向かって加速していますが、ゼギオンの活躍はまだまだ終わらないでしょう。
ぜひ、紹介した巻を手に取り、彼の圧倒的な強さをその目で確かめてみてください。






